目次
少し特別な高速バス
子供のころ、修学旅行でバスに乗って遠くに出かけていくのは、自家用車とは違い特別な体験だった。
大人になってからも、例えばスキーに行くときに最寄駅からスキー場までバスで移動したりはあるけれど、バスに乗って長距離を移動することはなくなった。
高速バス、特に夜行バスのイメージというと、移動時間では飛行機や新幹線に劣り、隣との間隔は窮屈で、深夜はいびきが気になり、リクライニングできないシートで必死に耐えながら移動する、つまりコスト以外に何も良いところのない移動手段だと思っていた。
でも、ちょっと探してみると乗ってみること自体をわくわくさせるようなバスも存在しているし、またそんなに時間をかけて移動するのになぜ人気なの?と自分には理解できていない世界もあるような気がする。
ドリームスリーパー とかとか
例えば、関東バスのドリームスリーパー(本当は東京⇔広島間もあるけど、2025年3月時点では運休中)。
これは、1台のバスにたったの11席しかなく、個室型のバスである。

値段は18,000円から20,000円と安くなく、何なら新幹線のグリーン車並みの値段である。
また新幹線なら2時間半で到着するが、こいつは8時間15分もかかってしまう。
もちろん朝7時に大阪に到着できるメリットはあるが、乗ることそのものにも楽しみがあるはず。

きっとこの、個室の中で揺られながら、夜の高速道路を走っていくこと自体にもきっと価値があるはずだ。
ほかにも、ちょっと特徴のある高速バス(企画型の特別なものを除いて定期運航しているもの)は、こんなものがありそう。
- 海部観光のマイ・フローラ
東京⇔徳島間を結ぶ夜行高速バス
12席の半個室型 - 西鉄のはかた号
東京⇔博多間を結ぶ高速夜行バス
個室型シート4席と3列独立型のシート18席のハイブリット
キングオブ夜行バスですね。 - 和歌山バスのサウスウェーブ
西船橋⇔和歌山間を結ぶ高速夜行バス
1台につき2席個室型シートあり。基本は3列シート。 - JR系列のドリームルリエ
東京⇔大阪 がメインなのかな?
1台につき4~6席くらいプレシャスクラスがついている。 - WILLER EXPRESSのリボーン
これは個室ではないが、大型のシェル型パーティションを有している。
東京大阪ならまだしも、はかた号だと14時間以上の乗車時間。なかなかに覚悟がいる。
これらをひとつづず。制覇していきたい。
コメント